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「もんじゅ」廃炉へ道半ば

政府は各省の来年度の概算要求を9月30日に締め切りました。その総額は過去最高を更新し99兆円規模となっています。現在の日本は国と地方を合わせ1000兆円の借金を背負っています。更に、これからの日本は増え続ける借金のための国債費、高齢化社会を支えるための社会保障費が毎年数兆円規模で膨らみます。「ムダ」な歳出を極限まで減らすことが2009年政権交代時の国民の皆様との約束であり、財政健全化を実行し「未来に負の遺産を遺さない」ことが、我々政権与党の使命であります。

9月2日に野田内閣が組閣され、従前より懇意にしていただいている、神本美恵子参議院議員が文部科学大臣政務官に就任いたしました。そこで9月14日、就任のお祝いを兼ねて、文部科学省に神本政務官を訪ね、「高速増殖炉もんじゅ」の概算要求については経済性、安全性の観点からも廃炉のための予算とするよう申し入れし、中川文部科学大臣、奥村、森両副大臣、城井政務官への書簡を託ました。

中川文部科学大臣は9月27日の閣議後の会見で「来年の予算については、もんじゅの維持をしていくための予算を持って行くことにして、新しい研究開発については1年休憩ということにしたい」と新規の研究開発費を来年度予算に計上されない意向を述べられました。

9月30日に公表された「高速増殖炉もんじゅ」の概算要求額は今年度予算額216億円のところ、維持・管理費として193億円、新規の対応調整費として22億円が要求されており、「もんじゅ」関連予算の合計は215億円となり、微減となっています。一方で、「高速増殖炉サイクル技術」の研究としては今年度予算額100億円から概算要求額33億円へと大幅な縮減となっておりますが、未だ廃炉を決断できず、基本部分の予算に手をつけられない民主党にはがっかりしております。
 
とはいえ、私が、一昨年8月30日の当選以来、「未来に負の遺産を遺さない」ために各委員会での質問や、質問主意書を通して一貫して訴えております「高速増殖炉もんじゅ」廃炉が2年を経てようやく一歩前進いたしました。来夏には今後の核燃料サイクル、高速増殖炉をどうするか方向性を定める、「新エネルギー基本計画」が策定されます。そこでの結論が「高速増殖炉もんじゅ」の行方を決定することとなります。「もんじゅ」廃炉へ道半ば、これからも着実に次の一歩を踏み出すため、更に議論を深め、皆さまのご協力を賜りながら訴えを続けてまいります。
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