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2011年8月

予算委員会で質問をいたしました。

8月11日(木)9時より参議院予算委員会が開かれ、質問の時間を約50分間いただきました。NHKのテレビ中継もあり、大変貴重な機会をいただいたと思っております。

今回の予算委員会、私が質疑内容として取り上げたテーマは

①「高速増殖炉もんじゅ」及び「核燃料サイクル」の在り方について
②有明海の開門について

それぞれのテーマに対して、総理大臣、経済産業大臣、財務大臣、文部科学大臣、行政刷新担当大臣、原発事故担当大臣、法務大臣に質問をいたしました。

「高速増殖炉もんじゅ」の在り方については、5月23日の決算委員会で文部科学大臣、6月8日の災害対策特別委員会では文部科学副大臣に対して、「廃炉」という英断を迫っております。そして今回は、総理大臣に「廃炉」という英断を迫りました。 

「もんじゅ」は、計画から40年以上。一度も100%の発電を行っておらず、完成の目途すら立っていない。これまでに2兆円以上、運転停止中の現在も1日あたり約5,500万円の国民の血税が無駄に費やされています。更に、「天下り」「莫大な補助金」「不可解な随意契約」など、もんじゅを有する日本原子力研究開発機構とその関連会社及び取引企業との不可解な関係。「もんじゅ」はムダづかいの温床であり、廃炉になっても国民への経済的な影響は皆無。
「六ヶ所再処理工場」も、計画当初と比較すると三倍の建設費がかかっており、22年の歳月をかけていまだ未完成。この費用は、国民が支払う電気料から賄われており、結果的には、ツケは国民に回されている現実。
もし仮に高速増殖炉をやるのであれば、今こそもんじゅを「廃炉」にし、リセットアンドスタートするのも近道ではないか、という英断を総理に迫りました。

しかしながら総理の答弁は、「もんじゅ」が当初の予定どおりにはいかず、完成の目途も立っていない現状を認識しつつも、「廃炉」の答えをいただくまでには至らず、
「新世代の原子力流通開発をどう扱うのか、核燃料サイクル政策をどうするのか、研究を続けていくのか、見直すのか、エネルギー環境会議の討議を通して、今後しっかりと検討していきたい。」との回答に終わりました。

更に、もう一つのテーマとして、「有明海閉門による甚大な漁業被害」のパネルを提示しながら、「有明海の開門」について質問をしました。
福岡高裁の判決で開門が決定したが、それが一体いつから始まるのか、
関係者が農水省にかけあっても、「お金がかかる」の一点張りで、一体いつ開門されるのかがはっきりせず困惑する漁業関係者、農業関係者が大勢いらっしゃる現実を伝え、福島原発事故の収束向けた工程表のように、開門までの工程表を農水省から発表してもらえないのか、また、判決にはしっかりと従うのか、確認を行いました。

江田法務大臣からは、「福岡高裁の判決に従い、三年以内に開門が実施され、五年にわたり開門される。」という回答を得ました。1日も早い諫早湾の開門を最後に総理にお願いし、質問を終えました。

繰り返しになりますが、「もんじゅ」はいつでも廃炉に出来ます。
日本の最新技術を結集すれば、リスタートが出来るはずです。
大いなるムダづかいを、今すぐ取りやめるべきです。
そして何よりも、日本の未来に「負の遺産」を残さない。

質疑の模様は、下記添付の動画または参議院HPよりご覧頂けます。
以下、参議院HPアドレス。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
皆さん、是非御覧下さい。

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